2008年北京オリンピック以前より中国と日本を行き来しているスタッフが様々なニュースを織り交ぜ人民元の価値をプロデュース!人民元の底力をご覧下さい。
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・預金準備率とは?
一般の銀行が、中央銀行に対して預金量の一定割合を準備金として強制的に預け入れる制度があり、その比率を預金準備率といいます。
預金準備率が引き上げられると、強制的に預け入れる金額が増えますので、その分、一般に貸し出される(融資される)資金量が減り、景気を冷やす効果があります。
景気過熱(バブル)を冷やすには、利上げ(政策金利の引き上げ)がまず考えられますが、このように、預金準備率の操作も有効とされています。
・なぜ今、中国は昨年から8度も預金準備率を引き上げているの?
「中国経済はバブル」だとの指摘を聞いたことがあると思います。
バブルと表現すべきかどうかは議論の余地があるものの、たしかに、不動産価格など多くの物価が上昇し続けており、昨年暮れの物価上昇率は5%を超えました。
物価高騰を抑制する目的で、昨年から中国当局はいろいろと策を講じていますが、まだ十分ではないとの判断から、今年も早速具体的行動をとったわけですが、おそらく今週出てくる重要経済指標(物価指数、鉱工業生産、GDPなど)も比較的強めの数値が出ることが想定され、先手を打ったのだろうと考えられます。
・今後の中国バブル、金利の見通しは?
おそらく今年早いうちに利上げを実施するでしょう。
中国国内は過剰なマネーのマグマが溜まった状態ですから、鎮めるためには1度ではなく、複数回の追加利上げが必要と思われます。
今の中国が、かつての日本のようにバブルが崩壊するのではないかという見方についてですが、日本の1980年代のバブル当時と比較しますと、中国当局は市場実態を見ながら徐々に金利を調節するなど早くから慎重に対応していますので、当局の失策により中国経済が急速に後退するとかバブル崩壊するなどの可能性は低いと思われます。
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2011年01月17日 為替王 プロが書くおもしろ金融情報満載ブログ!大切な資産を守りたい人のために より
掲載元:http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51745840.html
安易に政策金利を引き上げると国内に過剰な資金の流入を許す事となり、バブル経済を警戒する中国としては慎重にならざるを得ません。
しかしこのコラム通りとするなら、バブル経済対策として政策金利の引き上げが近い将来複数回起こる可能性が非常に高いと思われます。
是非円高のメリットを生かし、人民元預金をお考えになってみてはいかがでしょうか?
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