株価対策資金1.3兆元、商業銀行17行が政府系金融会社に融資

政府系証券金融会社の中国証券金融股フン有限公司は商業銀行から2兆元規模の融資枠を獲得し、7月13日までに商業銀行17行が総額1兆3000億元の融資を実施したもようだ。

中国人民銀行（中央銀行）が先週、株式相場の安定を目的に中国証券金融に流動性を供給すると表明したことから、商業銀行も追随して株価対策の資金を提供した。
中国証券金融は証券会社による信用取引業務向けの融資を手掛ける。
当局関係者は同社が「株式下支え資金を市場に投入する中継点になっている」と述べた。
中国の雑誌『財経』電子版が17日伝えた。

17行のうち融資額が最も大きいのは招商銀行（03968）の1860億元。
中国農業銀行（01288）、中国銀行（03988）、中国工商銀行（01398）、交通銀行（03328）、中国民生銀行（01988）、上海浦東発展銀行（600000）、中国建設銀行（00939）がそれぞれ1000億元を提供した。


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2015年7月17日　中国株投資情報サイト　二季報WEBより
掲載元：http://www.nikihou.jp/company/company.html?code=03988&market=HKM&type=news&news_id=280095&page=1