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ドル113円後半、人民元基準値は2カ月ぶり元高水準
正午のドル/円は、4日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の113.69/71円。
ドルは早朝の取引で114.07円の高値を付けた後、軟調な株価を背景にじり安の展開となり、一時113.50円まで下落した。
午前の取引で実需勢は動意薄だったという。
前週末のニューヨーク外為市場では、2月の米雇用統計を受けてドルが一時113.12円付近まで下落した後、切り返して急反発するなど、荒っぽい値動きが目立った。
ただ、「先週末にドルが大きく上下に振れたので、投機筋のポジションの偏りは相当こなれている」(国内銀行)とみられ、今週は新規材料に「素直に反応するだろう」(同)という。
IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取り組み(3月1日時点)によると、円の買い持ち(円ロング)は、前週の5万2734枚から5万9625枚へ増加し、8年ぶり高水準となっていた。
中国人民銀行の易綱副総裁は6日、当局は人民元を対通貨バスケットで基本的に安定するように維持していく方針で、人民元の下落が続く根拠はないと語った。
また、きょうは、同副総裁が中国の外貨準備は安定していると語ったことが伝わった。
人民元の対ドル基準値は1ドル=6.5113元と、基準値としては1月4日以来の元高水準に設定された。
前週末(4日)の基準値は6.5284元だった。
ドルは仲値公示後に付けた安値113.50円から、基準値発表を挟んで113.63円付近まで小幅に買い戻された。
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2016年3月7日 ロイターニュース より
掲載元:http://jp.reuters.com/article/forex-mid-idJPKCN0W9085?feedType=RSS&feedName=topNews