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米大統領選ロムニー氏なら中国経済ピンチ?
Q:米大統領選挙は、中国経済にどのような影響を与えますか?
A:オバマ氏が再選されれば、今までの路線継承で特に大きな変化はないでしょう。一方、ロムニー氏が選出されれば重要な変化があるかもしれません。
Q:どんな変化が起きますか?
A:ロムニー氏は「大統領に就任したら1日目に、中国を為替操作国に認定する」ことを明言しています。
Q:「為替操作国」とは、どういう意味ですか?
A:中国は現在、元とドルの為替レート変動を制限する政策をとっています。中国にとって有利なレートに操作しているとの批判の声が上がっています。
Q:為替操作国に認定されるとどうなりますか?
A:中国としては、元のさらなる上昇(元高・ドル安)を容認するか、もしくは断固拒否するならば、アメリカが経済制裁(中国製品に高い関税を課すなど)をとる可能性があります。
Q:中国経済にとって打撃になりますか?
A:制裁を加えられれば当然マイナスに作用しますし、元の上昇を容認して対立を回避した場合も中国の輸出産業の足を引っ張るため経済が減速する懸念があります。
Q:ただでさえ中国経済は鈍化しているのに、追い打ちをかけることになるのでは?
A:ロムニー氏がどこまで中国に強硬路線をとるのか不透明で、大統領に就任すれば軌道修正する可能性もあるでしょう。ただ今までオバマ政権でも為替操作国認定はぎりぎり回避されていた状態なので、中国にとってはこれまでのような非常に有利な為替レートで高い経済成長を続けるシナリオは描きにくいかもしれません。
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2012年10月24日 為替王 プロが書くおもしろ金融情報満載ブログ!大切な資産を守りたい人のために より
掲載元:http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51907033.html
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