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中国主導のインフラ銀、世銀と比べ融資条件緩く=関係筋


中国主導で設立協定が結ばれた国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)が、世界銀行と比べ融資条件を緩くする見通しであることが分かった。
事情に詳しい関係筋4人が明らかにした。



関係筋によると、AIIBは融資対象となるプロジェクトに対し法的な透明性、および社会や環境の利益を保護するよう求めるものの、民営化などを借り手に求めない見通し。

世銀が後押しする自由市場志向の経済政策を要求しないことで、欧米が主導する国際開発金融分野に一石を投じる。

関係筋の1人は匿名を条件に「民営化は融資条件にはならないだろう」と指摘。
「規制撤廃も条件とはならないだろう」と付け加えた上で、「AIIBは各国の国内の条件に従う。外部からあれをしろ、これをしろとは強制しない」と述べた。

AIIBからはコメントを得られなかった。

また、関係筋によると、AIIBはコストを抑制し、官僚主義を排除するため、ほかの国際金融機関よりもプロジェクトに対する内部審査・リスク評価システムを簡素化することを目指す。

一例として、他機関とは異なり、全ての参加主体によるデューデリジェンスのために一部プロジェクトの認可が数カ月遅れることはない見込みだという。

オフィスや職員の数も制限し、支出を最小化する。
職員数は500─600人で、世銀の5%、アジア開発銀行(ADB)の約6分の1となる見通し。

AIIBをめぐっては、これまでに約50カ国が設立協定に署名。
今年末までに業務を開始する予定となっている。


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2015年9月2日 ロイターニュースより 掲載元
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