人民元が決済通貨4位に浮上、8月に円抜く＝ＳＷＩＦＴ

国際銀行間通信協会（ＳＷＩＦＴ）は６日、国際決済で使用される通貨として中国人民元が８月に円を超えて第４位に浮上したことを明らかにした。

 

人民元は米ドル、ユーロ、英ポンドに次ぐ４位。
過去３年間に順位を７位上げてきた。

ＳＷＩＦＴによると、８月はすべての通貨の決済額が８．３％減少するなか、人民元決済額は９．１３％増加。
人民元の国際決済市場に占める割合は２．７９％と、２０１４年１月の１．３９％から増加し、過去最大となった。

また、人民元を国際決済通貨として利用した金融機関は１７００を超え、前年同月から１４％増加。
このうち約６００の機関が中国本土または香港に拠点を持っていなかった。


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2015年10月7日　ロイターニュースより　掲載元